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東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」 [読書]

既に読み終わってから2-3週間あまり経過しているが読んでいてこれほど混乱をした本はなかった。

それは二つの異なった時間軸が並列的に扱われているためだと思われます。

小説の冒頭部分もそれを予感させるような始まりでした。

その電車は、近づいたり、離れたりしながら、同じように走っていた。ほぼ同じ速度だから、再接近した時などは、まるで一緒の車両内にいるかのように、向こうの乗客のようすを見ることができた。無論、向こうからもこちらのようすが手に取るようにわかるはずだった。
だが、どれだけ近づいても、双方の空間に交流はない。


読んでいて混乱、しかしそれも読み進めていく内に先が知りたい×2と深追いさせる内容に私は取り込まれました。

是非ドラマ化を望みたいです、主人公役は誰がいいのか…。


内容(「BOOK」データベースより)
親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。

▼主な登場人物
敦賀崇史(20代後半) : 総合コンピュータメーカー「バイテック社」に勤務。
                現在は同社の研究・教育機関である「MAC技科専門学校」に在籍。

三輪智彦:  敦賀崇史の親友・「MAC技科専門学校」に在籍
津野麻由子: 「MAC技科専門学校」に在籍

桐山景子:  「MAC技科専門学校」に在籍
須藤:     「MAC技科専門学校」の教官
小山内:    「MAC技科専門学校」の教官
篠崎伍郎:  「MAC技科専門学校」に在籍・津野麻由子と同期入社
直井雅美:  篠崎伍郎の恋人


■リンク

東野圭吾さんのファンサイト/御託をもうひとつだけ/パラレルワールド・ラブストーリー
http://from1985.pekori.to/keigotaku/review/para.html
 



パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 文庫



タグ:東野圭吾
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