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シューマッハ復調4位!ウェバー独走V F1スペインGP [F1]

9日、F1第5戦スペインGP決勝がカタロニア・サーキットで行われレッドブルのマーク・ウェバーがポール・トゥ・ウィンで今季初勝利でした。

今週はなんといっても嬉しかったのは、ミハエル・シューマッハが予選で同僚ニコ・ロズベルグに勝ったことでした。ヨーロッパを舞台に戦うF1は各車大幅なアップデートを行いましたが、シューマッハを擁するメルセデスGPはホイールベース延長の「Bスペック」を持ち込みました。

Michael_Schumacher.jpg
生ける伝説、ミハエル・シューマッハ。バトンを押さえ込み笑みも

今回のアップデートにメルセデスGPのチーム代表のロス・ブラウンは以下のように語っています。
「ホイールベース自体が問題なのではない。問題は重量配分なんだ。我々は(MGP W01の設計段階で)重量配分を間違えてしまったんだ」


前戦中国GPでのシューマッハのマシンは明らかに遅かったですからね。何度オーバーテイクされたか分からないほど…。

ニコ・ロズベルグは終始「Bスペック」のセットアップに苦しみました。

16周目のマクラーレンのジェンソン・バトンがピットアウト時にシューマッハに抜かれ、それからの数十周はホント楽しかった。
メルセデスGPのマシンは明らかにマクラーレンに劣っていたのに、シューマッハのブロックに最後はバトンが音を上げていました。
バトンと同じマシンを駆るハミルトンのファステストラップが1:24.357で、シューマッハのファステストが1:25.529と一秒以上の差が開いているマシンで良く頑張った。(ちなみにバトンは1:25.166)

中国GPまでのシューマッハはメディアに散々叩かれ、ドライバー達からは持ち上げられて今回のパフォーマンス。
シューマッハと言えど非力なマシンではどうしようもないし、
ロズベルグとの比較では彼はこの3年レーサーであったし、シューマッハはただの人であったということ。
ロズベルグもマシンのセッティングが外れると今回のような結果になるし、
メルセデスGPはチームとしてはTOP4に入りきれてはいない。それが現実。
来週のモナコでは更なる期待をもってレースを見たい、それだけです。

残り1周でのハミルトンの左フロントタイヤのバーストのせいで2位走行から一転リタイアに、見ていて辛いものがありました。

3位表彰台に登ったベッテルですが、公式会見で発言していたが、彼だけホントにトラブル抱えますね。これまで今季1勝飾ってますが、開幕戦などで既に2勝をフイにしているのは疫病神憑いているとしか。

ザウバーの小林可夢偉、こちらもやはりトラブルが付き纏いますね。
このレースもリタイヤこそ喫しませんでしたが、全ては1周目の出来事に集約されている。
ルノーのロバート・クビサをアウトから仕掛けた時に弾き出され5つもポジションを落としてしまいました。
その後は国際映像では終始「小林可夢偉vsペトロフ」の模様が映し出され、予選での高パフォーマンスが決勝での戦いをクローズアップさせていました。

■スペインGPリザルト
http://www.formula1.com/results/season/2010/828/6729/results.html
■ファステストラップ
http://www.formula1.com/results/season/2010/828/6729/fastest_laps.html
■レース後公式会見
http://www.formula1.com/news/headlines/2010/5/10752.html
 

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タグ:F1
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marbee

皇帝復活の序章が始まりましたね。
by marbee (2010-05-10 19:51) 

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