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2012年第5戦 スペインGP [F1]

開幕戦のオーストラリアGPで予選トップ10に入り何か? 予感を感じさせてくれたパストール・マルドナド(ウィリアムズ)が参戦2年目で初ポールポジションゲットの離れ業をやってのけた。

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マルドナドの快挙に影にはルイス・ハミルトン(マクラーレン)のアシストもあったことを忘れてはならない。予選終了時にコース上でマシンを止めた行為がスチュワードの裁定によってグリッド剥奪のなんと予選1番手から一転最後尾グリッドになってしまった。

しかし今年のF1は決勝に新品タイヤを残せるかがキーポイントとなっている。
勝ったドライバー&チームも、負けたドライバー&チームもなんで勝ったのか負けたのかがイマイチ掴み取れないところに今年の4戦4人のウイナーが生まれている所以ではないだろうか。

レースは好スタートを切った予選2番手の復調フェラーリのフェルナンド・アロンソが、マルドナドに幅寄せられながら1コーナーにマシンをきっちり進入させてオープニングラップを飾った。
近年のF1にありがちな1位がグングン逃げるというレースを多く展開させてきた、中国GP優勝のニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)なんて正にそれを体現したレースだった。

2番手を走るマルドナドは違った一度は遅れを取ったがDRSが使える1秒以内でアロンソを捉える走りをしていた。ヨーロッパラウンドに来てフェラーリ・アロンソが好調に見えたがマルドナドはそれ以上に見えた。

ピット作戦もマルドナドは先手先手を取り、常にアロンソより早くこなした。
2回目となった25周目のピット作戦ではそれが功を奏してアウトラップで力強い走りを見せたマルドナドが逆転。

3回目のピット作戦もアロンソより3周も早くこなしたマルドナドは終盤付け入る隙を見せるものの、逆にアロンソも突然タイヤのグリップを失い、逆に3位のキミ・ライコネン(ロータス)からプレッシャを受ける立場になっていた。

そのままマルドナドは圧巻の初優勝。

これで5戦で5人のドライバーが優勝したことになった。長いF1の歴史でも6戦6人は居ないようだ。次は誰が勝つのか伏兵マルドナドが優勝してもう分からない、混乱だ。


小林可夢偉は予選で走れなかったアクシデントも結果的に新品タイヤを残せたということで、コース上でジェンソン・バトン(マクラーレン)、ロズベルグのオーバーテイクし自身最高の5位フィニッシュを飾った。

マクラーレン、メルセデスGPのマシンをもってしても今年のF1はタイヤ戦略で厳しいぞ!と可夢偉の好走で改めて思い知らされた。

次戦は伝統の一戦モナコGP、インディ500と同じ5月27日が決勝だ。
可夢偉、琢磨には良いレースを見せてもらいたい!


■ニュース

誰が勝つか分からない予測不能の2012年 | Formula 1 | F1ニュース | ESPN F1
http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/story/78720.html

■リンク

FORMULA 1 GRAN PREMIO DE ESPANA SANTANDER 2012 - The Official F1 Website
http://www.formula1.com/results/season/2012/868/
 
タグ:F1
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