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犯人に告ぐ [読書]

今年1-3月の間に、読んだ中でも面白かったのが「犯人に告ぐ」雫井脩介 (著)。

犯人に告ぐ 上 (1) (双葉文庫 し 29-1) 犯人に告ぐ 下 (2) (双葉文庫 し 29-2)



昨日3/21に映画版DVDが発売されたこともあって、ひと盛り上がりありそうな予感。
映像の方が早くみたい、DVDレンタルはセルと同時に始まってるのかな?

現実の世界で言うとところのテレビ朝日「報道ステーション」の時間帯に、
現役のノンキャリア警視がテレビ出演という名の公開捜査を行う、
今までの刑事モノとは一線を画す展開でストーリーが進む。

「犯人(バッドマン)に告ぐ」

そのノンキャリ警視も地方での好実績の末の抜擢だったが、
6年前の大失態のせいで地方に飛ばされたのだから…である。

映画版は豊川悦司主演ということもあり早急に見てみたいのもあるが、
ロストオデッセイの主人公はこやつの声かと思うとめまいがしてきた。


犯人に告ぐ

犯人に告ぐ

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


あらすじ
大晦日。神奈川県警の警視・巻島は、少年誘拐事件の捜査現場を仕切っていたが、一瞬の判断ミスで犯人を取り逃がす。翌日、少年は無残な遺体となって発見され、巻島は足柄署へ左遷となる。6年後、世間は川崎で起きた連続児童殺害事件に騒然となっていた。捜査が難航する中、足柄で実績を挙げていた巻島に白羽の矢が向けられる。県警本部の特別捜査官に返り咲いた巻島は、TV番組に出演し犯人を挑発するという、大胆な行動に出る…。

実行犯が主役を演じ、マスコミや世間が観客となる構造を持つ“劇場型犯罪”。ところが本作の主人公・巻島は、捜査官がTVを通して犯人を挑発し、行き詰まった捜査を打破しようと考える…。

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