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東野圭吾「魔球」 [読書]

東野圭吾さんの初期にあたる作品「魔球」を読み終えました。

タイトルの「魔球」が出てくるのは、物語の中盤辺りなのですが、
それがハッキリした時、この小説に凄い引き込まれました。

この言葉こそタイトルに相応しい言葉だったんだと…。
18歳の天才野球少年の、野球の才能とは別の一面を垣間見ていくそんな作品とでも言えましょうか。
私にとって心の中を見ていくことは辛いことでした。

作品には巧みな伏線のお陰で物語も終結に行くにしたがい納得させられるものでした。

残りの20ページ読み終えるのが本当に惜しいと感じる作品、感動の作品に出会えました。

出版社/著者からの内容紹介
9回裏2死満塁、春の選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる“魔球”を投げた!すべてはこの1球に込められていた……捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の純情を描いた青春推理。

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魔球 (講談社文庫)
作者: 東野 圭吾
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 1991/06
メディア: 文庫
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東野作品ですが、まだ読んでいない作品(小説)が家に10冊弱あることが先日数えて分かりました。
書店に行くたびに買っていたら知らぬ間に増えていたとさ…。
次は苦手のハードカバー、「聖女の救済」を読みます。
 

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タグ:東野圭吾
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