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2011年第2戦 マレーシアGP [F1]

第2戦は高温多湿なマレーシアが舞台のセパン・インターナショナル・サーキットで行われました。

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予選はレッドブルとマクラーレン、2強4人のドライバーが異次元の走りで、
5位以下のアロンソなどは全く歯が立たなかった。
半ばあきらめムードがあったような予選だった。

決勝は天気予報ではいつ雨が起きてもおかしくはない曇り模様の中で始まった。

レースは蓋を開けてみれば、ロータス・ルノー勢のロケットスタートが光った。
6番手スタートのニック・ハイドフェルドが2位、
8番手スタートのヴィタリー・ペトロフが5位へとオープニングラップを飾った。

その中でもポールポジションスタートのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、
貫禄の走りでトップを守り、このレースも危なげなくポール・トゥ・ウインを飾った。
これで昨年から続く連勝を4に伸ばした。
もう誰も手が付けられないかもしれないと思った。
昨年のRB6は信頼性の無さでチャンピオン決定が最終戦までもつれ込んでしまったが、
今年の速いマシンに、この2戦のような信頼性あれば独走でシーズンを走ってしまう危惧もある。

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スタート後1コーナーにアプローチするベッテルら

2位に入ったジェンソン・バトン(マクラーレン)と、
7位チェッカーでその後のペナルティで8位に繰り下がった
ルイス・ハミルトンの違いはなんだったのだろうか?

3回目のピットストップ後にバトンは2位、ハミルトンは3位と順位が入れ替わった2人。
ハミルトンは後ろからマーク・ウェーバー(レッドブル)に、
10周以上プレッシャーを掛けられタイヤを消耗したと見えた。

最後はタイヤが悲鳴をあげコースオフ、
その後ペトロフからもプレッシャーを受けたハミルトン。
ペトロフに対して簡単に先行を許し、
4回目のピットインまでしてなんとか7位でチェッカーを受けた。

アロンソとのバトルで進路変更の限度を越えたためリザルト後にペナルティを受けてしまった。

小林可夢偉(ザウバー)は、
全車中最も少ないピット回数2回で走りきり8位でチェッカーを受けた。
序盤にKERSとDRSを使いウェーバーをオーバーテイクしたシーンが、
国際映像の流れ凄いスカっとしました。
これ以上の順位を求めるとするなら、上位マシンの何かしらトラブルか、
それらのマシンに乗るくらいしか現状無いでしょうね。

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F1 第2戦マレーシアGP決勝(5.543km×56周)
 1 セバスチャン・ベッテル (GER) レッドブル      1:37'39.832
 2 ジェンソン・バトン (GBR)   マクラーレン       + 3.261
 3 ニック・ハイドフェルド (GER) ルノー          + 25.075
 4 マーク・ウェバー (AUS)    レッドブル        + 26.384
 5 フェリペ・マッサ (BRA)    フェラーリ        + 36.958
 6 フェルナンド・アロンソ (ESP) フェラーリ        + 57.248
 7 小林可夢偉 (JPN)       ザウバー        + 1'06.439
 8 ルイス・ハミルトン (GBR)   マクラーレン      + 1'09.975
 9 ミハエル・シューマッハ (GER) メルセデスGP      + 1'24.896
10 ポール・ディ・レスタ (GBR)  フォース・インディア  + 1'31.563
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■リンク

2011 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIA GRAND PRIX - The Official F1 Website
http://www.formula1.com/results/season/2011/846/6831/results.html
 

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タグ:F1
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