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2012年第7戦 カナダGP [F1]

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)の完勝劇だった。

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カナダGPの決勝開始が午前3時からだったのでさすがにリアルタイムで中継を見ることは断念。
朝起きて7時から録画再生でチェックしました。
フリー走行からして時間が夜にシフトしていて大夫きつい週末を過ごした。

スタート序盤は隊列が崩れることなく進みセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ハミルトン、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)のトップ3は変わらず、変化が訪れたのが1回目のピットストップの際に起きた。

トップ走行のベッテルが16周目にいち早くピットイン、しかしタイヤに熱が入らない。ピットアウト後の大事な一周で思うようにタイムをあげることが出来ず、次周にピットに入ったハミルトンにかわされる。
アロンソは19周目にようやく入り、逆転で首位に立った。しかしここでもタイヤに熱が入らず、ハミルトンにあっさり前を譲り2位に後退。


このレースは全70周で行われたがソフトタイヤ(プライム)が45周、スーパーソフト(オプション)が25周のライフと予想されていました。

今シーズンのタイヤは壁を越えると怖いのは以前のキミ・ライコネン(ロータス)の走りで感じていたが、今日もマザマザと見せつけられた。

首位走行のハミルトンはセオリー通り2回目のピット作戦を50周目にこなしたのだが、アロンソ、ベッテルはそのままコースに居続けた。

フェラーリ、レッドブルの作戦は吉と出るのか? アロンソは19周目にスーパーソフトからソフトにスイッチを行ったのでソフト側のタイヤで残りの51周を走ることになる。しかもアロンソはソフトタイヤを予選で皮むきしている。新品と皮むきした状態のタイヤでは5周の寿命差が出るとの話だったので厳しい。

1周につき1秒以上の速さでハミルトンはベッテル、そしてその前を行くアロンソを追走し圧倒的な走りで首位に返り咲いた。

ベッテルはなんと63周目に2回目のピット作戦を行い4位に転げ落ちた。

アロンソは更にその下の5位まで後退した。

2位に入ったロマン・グロージャン(ロータス)、3位のセルジオ・ペレス(ザウバー)の1ストップ組にコース上で3秒以上のラップでぶち抜かれた。

フェラーリとレッドブルのギャンブルによって生まれたポディウムだったのか、結果は神のみぞ知る。
最終周にベッテルが1:15.752のファステストラップを刻んだ。

小林可夢偉(ザウバー)は9位だった。11番手からスーパーソフト→ソフトの1ストップで9位の可夢偉。
15番手スタートでソフト→スーパーソフトの1ストップで3位表彰台のペレス。
巡り合わせが悪いのか何なのか? 可夢偉にふけよKAMIKAZE。

次戦はヨーロッパラウンドの開幕、バレンシアで行われる第8戦ヨーロッパGP(6月24日決勝)


■リンク

FORMULA 1 GRAND PRIX DU CANADA 2012 - The Official F1 Website
http://www.formula1.com/results/season/2012/870/

タグ:F1
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