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Hondaが声明を発表、スーパーアグリの撤退を受け [F1]

Hondaに技術協力など第2チームとしてF1を戦っていたスーパーアグリF1チームが撤退発表を行い、それを受けてHonda Racingが声明を発表しました。

マグマ・グループとの交渉決裂が、チームの撤退に及ぼしたことは明らかです。3社間での話し合いの中、一時は契約締結まで話がまとまったりしたなど光が見えてきていたのに、

2月にヴァイグル・グループとの話を持ったのだが、その際にマグマ・グループとの交渉が始まっていたため、ヴァイグルとの話し合いは凍結されました。

マグマ・グループとの決裂を受けて、ヴァイグル・グループとは再度話の場を持ちましたがグループ内の年間収益が200億円と交渉するに値しないとHondaは決断を下しました。


鈴木亜久里の夢、佐藤琢磨の夢、そして日本のF1ファンの夢は3年間の短い期間でしたが、光か輝くものだったと思います。

今後は本体のHonda Racingを継続して応援していくしかないでしょう。

誠に残念です。

スーパーアグリF1チームの発表を受けて - Honda(2008/05/06) http://www.honda.co.jp/F1/news2008/14/

スーパーアグリF1チームの発表を受けて
2008年5月6日(火)

スーパーアグリF1チーム(SAF1)は日本のチームとして、多くのファンに夢を提供してきました。また、佐藤琢磨選手、アンソニー・デビッドソン選手も、その豊かな才能と努力により常にエキサイティングなレースを行うなど、F1のファン層の拡大に貢献してきました。

Hondaは、2005年のSAF1設立以来、その趣旨に賛同し、エンジン提供をはじめ経済的支援を行ってきました。特に2007年以降、チームの財政状況が厳しさを増した中で、スポンサー、パートナー獲得に向けてチームとともに様々な話し合いを続けてきました。

2008年シーズン開始にあたり、チームの中期的かつ安定した運営を実現するために、有力なパートナー候補であった英国 Magma Groupとの交渉をSAF1が開始する中で、Hondaとしても様々なサポートを提案し、3者間で合意にいたる段階まで達していましたが、Magma Group及びその資金提供者から突然、計画を中止するとの通告がありました。

その後も引き続き、最善の努力を重ねて参りましたが、このたび、鈴木亜久里代表から、チームが自立した運営基盤を確立する見通しが立たず、F1活動から撤退するという説明を受けました。

SAF1のF1活動撤退は誠に残念な決定ではありますが、SAF1が自立し、将来的にも安定した運営基盤が確保できない状況ではチームの決定はやむを得ないものと受け止めました。

Hondaとともに戦ってきた、チーム関係者の皆さま、そして、応援していただいたファンの皆さまに深く感謝を申し上げます。



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