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ホンダ福井社長「琢磨のホンダ復帰は厳しい」 [F1]

ホンダの福井威夫社長が21日、南青山の本社で年央会見を開き、F1浪人となっている佐藤琢磨の去就について語りました。

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5/22付、東京中日スポーツ紙面より

福井「2輪でも4輪でも日本人を乗せて欲しいという声は必ずあるが、我々は決して日本だけを見ているわけではない。特にホンダのF1チームはまじめにチャンピオンを獲得を目的に戦っている。そのニーズにあったドライバーを世界中から見てけてくるのが最優先だ。その目的に合うなら(佐藤)琢磨くんも乗れるわけだど、日本人だからといって乗せるつもりは全然無い」

昨年から不振のバリチェロとの比較では、

福井「ポイントを取れていないから、我々も決して(ルーベンス)バリチェロで満足しているわけではない。でも琢磨くんだからポイントを取れるとも限らない。我々が持っている客観的なデータをみても、琢磨くんがバリチェロに勝つのは結構大変。そういうレベルだと思う」

5/16にホンダの広報・大島執行役員のもとに訪れ、F1での現役続行をアピールしたが、社長はじめホンダF1のロス・ブラウン代表などの構想に入ってない。

しかし、今のバリチェロと比較しても琢磨の方が明らかにパフォーマンスは上。
ホンダにはガッカリだ。

モチベーションが上がらないバリチェロで行くという事は、
ホンダがF1で本気でチャンピオンを取りいかない姿勢にしか見えない。

ホンダにとって、入賞もかなわないドライバーに託しているんだ、
これではチームを興味も湧かないし応援する気もなくなった。

ここ1年半のパフォーマンスに異議を唱える人間は声を大にして発言して欲しい。

琢磨はルノーのテストドライバーでもいいから早くシート固めてくれ!
ホンダユーザーとしては、もうホンダはだめだー。


一方、F1チームのニック・フライやロス・ブラウンの発言ではなく、
ホンダの社長の声なのだと認識しなくてはいけない。

福井社長はWGPの開発チームにいたくらい、レース畑の人間です。
楕円ピストンエンジンを入交昭一郎氏と開発に携わったのも「ホンダNRヒストリー(富樫ヨーコ・著)」で語られている位、情熱のある人なのだ。


タグ:F1
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あんぱんち〜

ホンダの方針は、仕方ないかもしれませんね。琢磨選手は、1度、BARホンダ時代にチャンスも与えてもらった訳で、その時、バトンに大敗した結果がある以上、F1で「もう1度、チャンスをおくれ!」というのは、ちょっと難しいでしょうね。それと、今後の希望であるルノーへの加入も、あまり現実的ではないと思うのですが・・・。あくまでの日産絡みの話題作りの一環だと・・・・。
by あんぱんち〜 (2008-05-23 11:05) 

Yamcha

あんぱんち〜さん、こんにちははじめまして
確かに仰られるとおり琢磨がホンダを抜けた一番の理由はバトンと比べてパフォーマンスが悪すぎたんですよね。
それは重々承知なのですが、スーパーアグリに所属した琢磨はあの頃より、今年のアロンソと比較なぞおこがましいのですが戦闘力の劣るマシンの限界を超えるような走りを何度も見せてくれました。
経験値という点ではホンダ在籍時よりもクレバーな走りをしていると私は感じました。

社長に「バリチェロより速いと思えるところがない」など言わしめる何かがあるのも悲しいですがあるんですね。
日本人だから、エゴですけど琢磨の走りが見たい。
by Yamcha (2008-05-23 16:04) 

まと

2004年にマシントラブルだらけで、まともに走らせて貰えなかった。壊れなかったバトンと比べられても琢磨がかわいそうな気がします。いまさらですけどね・・・
by まと (2008-06-23 14:46) 

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