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第3期、ホンダF1撤退 [F1]

正直ビックリしました。

ホンダがF1撤退なんて…。

来年2009年をホンダF1復活の年として元フェラーリのロス・ブラウン加入など組織改革を行っていたのに、ほんとにまさか。

FIAが導入を検討しているスタンダードエンジン案で導入された際にフェラーリ、トヨタがF1からの撤退を表明していました。

ホンダは昨今の世界的な金融危機が影響したと撤退の理由を語りました。
最近問題になっている国内工場の期間工削減を発表したばかりでのこのニュースでした。


今年は純国産チームのスーパーアグリの撤退に始まり、本体のワークスホンダさえ撤退とはF1ファン、更にはホンダ乗りとしては悲しい気持ちでいっぱいです。

が、最近のホンダの不調をみていると撤退してもF1にとって何の影響も及ぼさないような気さえしてしまいます。
悲しいけれど成績不振も撤退の要因の一つにあるでしょう。

第3期のホンダは、エンジン供給からはじまり最後はワークスとして車体まで一手に作っていました。
結果は2004年のコンストラクターズで2位119ポイント、そして2006年のハンガリーGPでの優勝、それだけ残せたのだから良かったと見送ることにしました。

今後はエンジン供給だけでもいいので、エンジンのホンダとしていつかF1の舞台に帰ってきてほしいですなあ。


Honda F1レース活動について
http://www.honda.co.jp/news/2008/c081205.html

<ホンダ>F1撤退正式発表 世界的な金融危機で(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000017-maiall-moto



2008年12月5日
F1レース活動について

 私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました。

 サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネス環境は急速に悪化してきています。
当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます。

 Hondaはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシブルに対応をしてきましたが、将来への投資も含め、さらに経営資源の効率的な再配分が必要との認識から、F1活動からの撤退を決定いたしました。今後のHonda Racing F1 Team、英国でエンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.については、チーム売却の可能性も含め従業員と協議にはいります。

 Hondaは第3期のF1活動として、2000年よりB・A・Rとの共同開発という新しい形での参戦をいたしました。その後のF1を取り巻く環境変化により2006年よりHondaが100%出資するチームとしての運営に移行しました。最高峰のレースへの挑戦は、思いのほか厳しい道のりでしたが、多くの応援を頂き、2006年に貴重な1勝をあげることができました。頂いたご声援に十分お応えすることなく撤退の決定をすることは大変困難をともなう決断でした。

 今後は、この激動の時代を生き抜き、レースで培われたチャレンジング・スピリットをもって、様々な新たな課題に引き続き挑戦し続けてまいります。

 これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして活動を支えてくださったF1界の皆様に対し、心よりお礼申し上げます。

 尚、来年、鈴鹿サーキットでは予定どおりF1日本グランプリを開催いたします。来シーズンに向けての改修工事も順調に進んでおります。

 ありがとうございました。


 本田技研工業株式会社
 代表取締役社長
 福井 威夫





タグ:F1 ホンダ 撤退
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