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2011年第6戦 モナコGP [F1]
予選からマシンが跳ねて振るわなかったザウバーの小林可夢偉がモナコの地でやってくれた。
歴代日本人F1ドライバー最上位、自己最高位となる5位フィニッシュを飾った。
これで開幕6戦連続TOP10圏内、5戦連続ポイント獲得となった。
今年のモナコは熱かった!
主役となったのはDRS+KERSだった。
モンテカルロ市街地サーキットは道幅が狭く抜きどころが無いサーキットとして云われていた。
(有名、F1ファンの目に焼き付いているのは1992年のセナvsマンセルでしょう【Youtube】)
現に近年のF1ではこの20年でポールポジション(以下、PP)スタートでの優勝者は10人。
2004年~2010年で言えば、7戦6勝(2008年以外)の勝率を誇る予選上位、PP絶対優位のレースであった。
今シーズンもPPスタートのセバスチャン・ベッテル(ベッテル)が勝ったのだが、
DRS区間であったホームストレートが沢山のオーバーテイクを見せてくれた。
もちろん今まで通りローズヘアピンもオーバーテイクポイントであったし、
可夢偉がエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)をインから刺したミラボーでもオーバーテイクが見れました。
2011年のF1ではモナコGPは抜けないサーキットで無くなった。
12番手スタートの可夢偉は前の車が軒並みピット作戦を取り、
中盤30周付近ではルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)に次ぐ5位まで順位を上げていました。
ソフトタイヤスタートにも関わらず、
タイム的には他車のスーパーソフトと対等に渡り合えていました。
キーポイントになったのが、
フェリペ・マッサ(フェラーリ)がトンネルとKISSをして
赤旗を呼び今シーズン初めてセーフティカーが導入してピット作戦合戦が始まった時だった。
赤旗が出る前までは後ろに居たはずのスーティルに
前に行かれはしたが5番でスーパーソフト装着で戻れた。
39周目からリスタート、そこから78周まで持つか分からない
スーパーソフトだったから一抹の不安はあった。
通常なら60周近辺までソフトタイヤを持たせ、
残り20周をスーパーソフトにスイッチする
1回ストップがザウバーとしての作戦が有力とされていたから…。
リスタート後は、スーティルを常にDRSが使用できる1秒以内の射程圏内の走行だったが、
さすがに相手も新品タイヤで中々隙がない。
タイヤがたれてきた終盤で遂にスーティルをパス、4番手に浮上。
前の3台にもしも? タラレバがあったら表彰台も夢じゃないと淡い期待を持たせてくれた。
しかし、終盤のスーティルが誘発させた多重クラッシュで。
2度目の赤旗セーフティーカー出動。
タイム差がなくなり可夢偉の後ろには厄介なマーク・ウェーバー(レッドブル)、
残り2周のところでヌーベルシケインで悲鳴を上げ、シケインカットで万事休す。
しかし、その後ろの今日の暴れん坊ルイス・ハミルトン(マクラーレン)から
順位を守りきりの5位フィニッシュだった。
レース後、ミラボーでのスーティルとの接触が、
スチュワードによる審議対象になったと発表されてしまいました。
裁定如何によっては、プラス20秒されればハミルトンの後ろ6番手。
またハミルトンもパストール・マルドナード(ウィリアムズ)とのサンデボーテでの接触がレース中に審議の対象になっていたので両者に裁定が下されれば同順位で収まるなど、決着はいかに?
さあーフェラーリの首脳陣よ
マッサOUT、可夢偉INでフェラーリに呼び入れる絶好のチャンスだぞ!!
それが私の願いだ。
優勝は可夢偉と同じ1ストップで逃げ切ったベッテル。
2度目の赤旗の後にレース中断となり、その際に全車タイヤとパーツ交換が認められ、
それもベッテルにはいい方向に動いたようだ。
■リンク
FORMULA 1 GRAND PRIX DE MONACO 2011 - The Official F1 Website
http://www.formula1.com/results/season/2011/855/6855/
小林可夢偉 Kamui Kobayashi Official Site
http://www.kamui-kobayashi.com/
ベッテルがモナコ初制覇! 可夢偉が自己最高5位 | モナコGP | F1ニュース | ESPN F1
http://ja.espnf1.com/monaco/motorsport/story/50179.html
Sonic Fields:Circuit de Monaco Monte Carlo
http://sonicfields.livedoor.biz/archives/51328627.html
歴代日本人F1ドライバー最上位、自己最高位となる5位フィニッシュを飾った。
これで開幕6戦連続TOP10圏内、5戦連続ポイント獲得となった。
小林可夢偉(5位) ザウバー
とても嬉しいよ。予選で苦しんだが、しかし、チームは素晴らしいピットストップ戦略を考えてくれました。
(赤旗によって)タイヤ交換のタイミングが完璧な形で来ました。長いスティントをスーパーソフトタイヤで走るのは問題ではなかったし、もっと長く走れたと思います。
スタート後は、コース上の前をふさがれトラフィックに悩まされたが(前車が)次々とピット作戦を取ったことが僕にとって状況がよくなっていった。
唯一のピットストップ後はエイドリアン・スーティルに抑えられ、またマーク・ウェーバーから順位を守らならければならなかった。このような状況の中、タイヤマネージメントするのが難しかった。
(赤旗による)中断がなければ絶対に4位でフィニッシュ出来た。最後の数周で後ろにいたマーク・ウェーバーから順位を守りたかったが、何も出来なかった。
しかし、難しい週末の中での5位は大きな成果になった。
Kamui Kobayashi (5th) Sauber
"I am very happy. I was struggling a lot in qualifying, but the team did a great job with the pit stop strategy today. The call for the tyre change came at a perfect time. It was no problem to go for such a long stint with the super soft tyres, and I think they would have lasted even longer. After the start I had problems with traffic, but then one after the other they stopped and it became better for me. After my one and only pit stop I was stuck behind Adrian Sutil, and at the same time I had to defend against Mark Webber. In this situation it was a bit difficult to manage the tyres. Without the restart I obviously could have finished fourth. But when Mark was so close behind me on the final laps there was nothing I could do to defend that place. However, I think fifth is a great achievement at the end of what was a difficult weekend."
URL: http://www.formula1.com/news/headlines/2011/5/12116.html
今年のモナコは熱かった!
主役となったのはDRS+KERSだった。
モンテカルロ市街地サーキットは道幅が狭く抜きどころが無いサーキットとして云われていた。
(有名、F1ファンの目に焼き付いているのは1992年のセナvsマンセルでしょう【Youtube】)
現に近年のF1ではこの20年でポールポジション(以下、PP)スタートでの優勝者は10人。
2004年~2010年で言えば、7戦6勝(2008年以外)の勝率を誇る予選上位、PP絶対優位のレースであった。
今シーズンもPPスタートのセバスチャン・ベッテル(ベッテル)が勝ったのだが、
DRS区間であったホームストレートが沢山のオーバーテイクを見せてくれた。
もちろん今まで通りローズヘアピンもオーバーテイクポイントであったし、
可夢偉がエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)をインから刺したミラボーでもオーバーテイクが見れました。
2011年のF1ではモナコGPは抜けないサーキットで無くなった。
12番手スタートの可夢偉は前の車が軒並みピット作戦を取り、
中盤30周付近ではルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)に次ぐ5位まで順位を上げていました。
ソフトタイヤスタートにも関わらず、
タイム的には他車のスーパーソフトと対等に渡り合えていました。
キーポイントになったのが、
フェリペ・マッサ(フェラーリ)がトンネルとKISSをして
赤旗を呼び今シーズン初めてセーフティカーが導入してピット作戦合戦が始まった時だった。
赤旗が出る前までは後ろに居たはずのスーティルに
前に行かれはしたが5番でスーパーソフト装着で戻れた。
39周目からリスタート、そこから78周まで持つか分からない
スーパーソフトだったから一抹の不安はあった。
通常なら60周近辺までソフトタイヤを持たせ、
残り20周をスーパーソフトにスイッチする
1回ストップがザウバーとしての作戦が有力とされていたから…。
リスタート後は、スーティルを常にDRSが使用できる1秒以内の射程圏内の走行だったが、
さすがに相手も新品タイヤで中々隙がない。
タイヤがたれてきた終盤で遂にスーティルをパス、4番手に浮上。
前の3台にもしも? タラレバがあったら表彰台も夢じゃないと淡い期待を持たせてくれた。
しかし、終盤のスーティルが誘発させた多重クラッシュで。
2度目の赤旗セーフティーカー出動。
タイム差がなくなり可夢偉の後ろには厄介なマーク・ウェーバー(レッドブル)、
残り2周のところでヌーベルシケインで悲鳴を上げ、シケインカットで万事休す。
しかし、その後ろの今日の暴れん坊ルイス・ハミルトン(マクラーレン)から
順位を守りきりの5位フィニッシュだった。
レース後、ミラボーでのスーティルとの接触が、
スチュワードによる審議対象になったと発表されてしまいました。
裁定如何によっては、プラス20秒されればハミルトンの後ろ6番手。
またハミルトンもパストール・マルドナード(ウィリアムズ)とのサンデボーテでの接触がレース中に審議の対象になっていたので両者に裁定が下されれば同順位で収まるなど、決着はいかに?
さあーフェラーリの首脳陣よ
マッサOUT、可夢偉INでフェラーリに呼び入れる絶好のチャンスだぞ!!
それが私の願いだ。
優勝は可夢偉と同じ1ストップで逃げ切ったベッテル。
2度目の赤旗の後にレース中断となり、その際に全車タイヤとパーツ交換が認められ、
それもベッテルにはいい方向に動いたようだ。
============================================= F1 第6戦モナコGP決勝(3.340km×78周) 1 セバスチャン・ベッテル (GER) レッドブル 2:09'38.373 2 フェルナンド・アロンソ (ESP) フェラーリ + 1.138 3 ジェンソン・バトン (GBR) マクラーレン + 2.378 4 マーク・ウェバー (AUS) レッドブル + 23.101 5 小林可夢偉 (JPN) ザウバー + 26.916 6 ルイス・ハミルトン (GBR) マクラーレン + 27.210 7 エイドリアン・スーティル (GER)フォース・インディア + 1周 8 ニック・ハイドフェルド (GER) ルノー + 1周 9 ルーベンス・バリチェロ (BRA) ウィリアムズ + 1周 10 セバスチャン・ブエミ (SUI) トロ・ロッソ + 1周 =============================================
■リンク
FORMULA 1 GRAND PRIX DE MONACO 2011 - The Official F1 Website
http://www.formula1.com/results/season/2011/855/6855/
小林可夢偉 Kamui Kobayashi Official Site
http://www.kamui-kobayashi.com/
ベッテルがモナコ初制覇! 可夢偉が自己最高5位 | モナコGP | F1ニュース | ESPN F1
http://ja.espnf1.com/monaco/motorsport/story/50179.html
Sonic Fields:Circuit de Monaco Monte Carlo
http://sonicfields.livedoor.biz/archives/51328627.html
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