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2011年第2戦 マレーシアGP [F1]

第2戦は高温多湿なマレーシアが舞台のセパン・インターナショナル・サーキットで行われました。

f1_logo.png

予選はレッドブルとマクラーレン、2強4人のドライバーが異次元の走りで、
5位以下のアロンソなどは全く歯が立たなかった。
半ばあきらめムードがあったような予選だった。

決勝は天気予報ではいつ雨が起きてもおかしくはない曇り模様の中で始まった。

レースは蓋を開けてみれば、ロータス・ルノー勢のロケットスタートが光った。
6番手スタートのニック・ハイドフェルドが2位、
8番手スタートのヴィタリー・ペトロフが5位へとオープニングラップを飾った。

その中でもポールポジションスタートのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、
貫禄の走りでトップを守り、このレースも危なげなくポール・トゥ・ウインを飾った。
これで昨年から続く連勝を4に伸ばした。
もう誰も手が付けられないかもしれないと思った。
昨年のRB6は信頼性の無さでチャンピオン決定が最終戦までもつれ込んでしまったが、
今年の速いマシンに、この2戦のような信頼性あれば独走でシーズンを走ってしまう危惧もある。

malaysia.jpg
スタート後1コーナーにアプローチするベッテルら

2位に入ったジェンソン・バトン(マクラーレン)と、
7位チェッカーでその後のペナルティで8位に繰り下がった
ルイス・ハミルトンの違いはなんだったのだろうか?

3回目のピットストップ後にバトンは2位、ハミルトンは3位と順位が入れ替わった2人。
ハミルトンは後ろからマーク・ウェーバー(レッドブル)に、
10周以上プレッシャーを掛けられタイヤを消耗したと見えた。

最後はタイヤが悲鳴をあげコースオフ、
その後ペトロフからもプレッシャーを受けたハミルトン。
ペトロフに対して簡単に先行を許し、
4回目のピットインまでしてなんとか7位でチェッカーを受けた。

アロンソとのバトルで進路変更の限度を越えたためリザルト後にペナルティを受けてしまった。

小林可夢偉(ザウバー)は、
全車中最も少ないピット回数2回で走りきり8位でチェッカーを受けた。
序盤にKERSとDRSを使いウェーバーをオーバーテイクしたシーンが、
国際映像の流れ凄いスカっとしました。
これ以上の順位を求めるとするなら、上位マシンの何かしらトラブルか、
それらのマシンに乗るくらいしか現状無いでしょうね。

=============================================
F1 第2戦マレーシアGP決勝(5.543km×56周)
 1 セバスチャン・ベッテル (GER) レッドブル      1:37'39.832
 2 ジェンソン・バトン (GBR)   マクラーレン       + 3.261
 3 ニック・ハイドフェルド (GER) ルノー          + 25.075
 4 マーク・ウェバー (AUS)    レッドブル        + 26.384
 5 フェリペ・マッサ (BRA)    フェラーリ        + 36.958
 6 フェルナンド・アロンソ (ESP) フェラーリ        + 57.248
 7 小林可夢偉 (JPN)       ザウバー        + 1'06.439
 8 ルイス・ハミルトン (GBR)   マクラーレン      + 1'09.975
 9 ミハエル・シューマッハ (GER) メルセデスGP      + 1'24.896
10 ポール・ディ・レスタ (GBR)  フォース・インディア  + 1'31.563
=============================================


■リンク

2011 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIA GRAND PRIX - The Official F1 Website
http://www.formula1.com/results/season/2011/846/6831/results.html
 

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F1ドライバーが“愛する日本のみなさんへ"メッセージ発信 [F1]

F1の開幕戦の地、メルボルンよりF1ドライバー全24人が、
単語リレーで東北被災地へ応援メッセージを送った。

f1_logo.png



■リンク

F1ドライバー 日本 メッセージ - Google 検索
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&client=firefox-a&rls=org.mozilla%3Aja%3Aofficial&tbs=vid%3A1&q=F1%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC+%E6%97%A5%E6%9C%AC+%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8&aq=f&aqi=&aql=&oq=

Sauber to show support for Japan at Australian race
http://www.formula1.com/news/headlines/2011/3/11823.html

Formula 1 - The Official F1 Website
http://www.formula1.com/default.html
 

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2011年開幕戦 オーストラリアGP [F1]

開幕戦だったバーレーンGPが反政府デモ激化で中止となり、
オーストラリアGPが2009年以来2年ぶりの開幕戦の舞台になった。

f1_logo.png

オフシーズンのテストでは去年のチャンピオンチームであるレッドブルが一つ抜けている感じだった。
そのレッドブルに続くのが、テスト終盤に速さをつけたメルセデスGPとロータス・ルノー。
フェラーリ、マクラーレンが離れて付くといった具合か。

開幕戦、蓋を開けてみたら、レッドブル&ベッテルが手がつけられない速さだった。
エキゾーストを大幅に見直したマクラーレンがテストと打って変わってレッドブルに次いだ。

start.jpg
第1戦オーストラリアGPのスタートを待つ各車

前評判の高かったメルセデスはニコ・ロズベルグ(予選7位、決勝リタイア)、
ミハエル・シューマッハ(予選11位、決勝リタイア)と冴えないリザルトだった。
決勝では、2人とも他車によってリタイアに追い込まれたが、
予選の結果を見る限り今シーズンも厳しそうな雰囲気だった。

優勝したセバスチャン・ベッテルは2度のピット作戦を取り、
後続に22秒の大差をつけての勝利だったが、
タイヤのデグラデーション(性能劣化)に手を焼いたと、
見た目ほど完勝ではなかったとベッテルは答えている。

ベッテルの同僚マーク・ウェーバーはリアタイヤに悩みを抱えて、
3度のピット作戦で予選3位、決勝5位だった。
全車の中でいち早くピットに入ったのがウェーバーだった。

予選・決勝ともに速さを取り戻したマクラーレン&ハミルトンには驚いた。
決勝では途中フロアが壊れるアクシデントもあったが、
予選2位、決勝2位と安定した速さを発揮していた。

4番手スタートだったジェンソン・バトンはスタートは良かったが第1コーナーでマッサに抑えこまれ、
その後何周とその遅いマッサに引っかかる事になってしまいキツイレースとなってしまった。
マッサとのバトルでショートカットによるドライブスルーペナルティを受けるなど踏んだり蹴った状態。
最終的にはペナルティを乗り越えマッサ、ザウバー勢をコース上でパスし6位に入った。

このレースによるフェラーリは特に印象もなくアロンソ、
バトンのペナルティとウェーバーのタイヤの垂れによって、
両者より上位の4位フィニッシュしたという結果だけ。
特筆できるものは無かったかな。あるとすれば、
レース終盤にマッサがファステストラップを記録、
アロンソもマッサに次ぐラップをこなし予選より、決勝で速いフェラーリを示したくらい?

ザウバーの2台は結果的には車両違反でポイント剥奪されましたが、
開幕戦から入賞圏内にクルマを持って行くところを見ると昨年の今を見ると状況はいいですね。
1ストップで7位でチェッカーを受けたルーキーのセルジオ・ペレスの走りには驚かされました。
ピレリタイヤで1ストップが出来るとは…ウェーバーなど見ていると眉唾ものの出来でした。
全体6位のタイム1:29.962を刻んでおり、ただ単に1ストップではない速さもありながら、
タイヤを労る走りをしていたことが伺える。


一戦だけ見た感想ですが、レッドブル&ベッテルのパッケージは、
今年もF1グランプリを席巻しそうな強さと速さを兼ね備えている。

求む "STOP THE VETTEL"


■リンク

2011 FORMULA 1 QANTAS AUSTRALIAN GRAND PRIX - The Official F1 Website
http://www.formula1.com/results/season/2011/844/6825/results.html
 

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F1合同テスト ピレリタイヤってどうなの [F1]

昨夜は寝る前にフジテレビTWOの「F1 GPニュース 2011」を観てみました。

今年は合同テストが3回、スペインのバレンシア(2月1~3日)、ヘレス(10~13日)、バルセロナ(18~21日)で行われ、番組では各チームの考察が行われていました。

pirelli.jpg

中でも今年から変更されたタイヤ、ピレリタイヤの特性が分かった。
昨年までタイヤといえば、日本メーカーであるブリヂストンであったが、
番組を観て、ブリヂストンは偉大であったと改めて思った次第。

◆ブリヂストンは凄かった

去年のブリヂストンは基本1ストップ、特性の異なる2種類のタイヤの使い分けが行われていた。
ラップタイムの変化はスタートしてから右肩上がりでタイムは向上、
終盤に掛けて車に搭載されている燃料が徐々に減っていくのだから当然だと思っていました。
ここまでブリヂストンタイヤではの話。

◆ピレリタイヤってやっぱり…

ピレリタイヤではどうかというと、このタイヤグリップの落ち込みが激しい。
タイムが右肩上がりではなく右肩下がりのとんでもないタイヤだった。

バルセロナテストでは、各車実際のレースペースで走っていたのだが、
ウェーバーなどは、スタート時は予選で使ったユーズドタイヤで走るシミュレーションまでしていた。
ユーズド(USED)なので、タイヤの皮剥きは既に終わっているので、
すぐに好タイムが刻まれるのだが、2周目以降だんだんとペースが落ちていき、
11周目には2周目に記録したタイムより6秒落ち、
これは昨年のチャンピオンマシン「レッドブル」の2人のドライバーでの記録だった。
このタイムの落ち込みはもちろん「レッドブル」だけではなく、各車とも同じ。

スペインGP(バルセロナ)は66周でレースが争われるので、
今年のタイヤ交換は最低3回、または4回タイヤ交換が予想される。

去年と同じ1ストップ作戦(33周走行)を行った場合、
ソフトタイヤで18秒、ハードタイヤで9秒の落ち込みがあるということだ。

タイヤで今年のF1はとんでも無く変わるかも?

今季からF1タイヤサプライヤーを務めるピレリは、今年のF1レースをエキサイティングにするため、ドライバーたちがレース中に2回ピットストップを行わざるをえないように、タイヤがあまりもたないようにデザインしたと説明している。
URL:http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=32102


■リンク

F1 GPニュース 2011 #18 - フジテレビTWO
http://www.fujitv.co.jp/otn/b_hp/910200017.html

ピレリタイヤ
http://www.pirelli.co.jp/

PIRELLI
http://www.pirelli.com/
 

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F1 総集編 [F1]

毎年恒例のF1総集編本、今年も買いました。

f1_2010yearbook.jpg
「グランプリトクシュウ 2010 YEAR BOOK」と「F1速報 2010総集編」

ソニーマガジンの「グランプリトクシュウ」の総集編は1990年台前半からずっと買い続けてますね。
「F1速報総集編」はここ何年かになり、最近ではずっと2冊購入してます。

「F1速報」の触りを見ましたが、今年のF1で話題となったFダクトが分かりやすく書かれていてなかなかGoodでした。
あまり読んでないので休みの日にでもゆっくり読みたいな

総集編といえば、本だけではなくフジテレビの総集編ですが、
今年は地上波ではやらないようでなんとも残念です。

Twitter / 藤山太一郎(フジテレビ・プロデューサー):
残念ながら今年は地上波F1総集編の編成はありません。 ...
http://twitter.com/taichirow/status/12058540743073792


残念ながらって…

CSフジでは5時間やります
2010 F1グランプリ総集編 - フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト)
http://www.fujitv.co.jp/otn/b_hp/910200329.html



■リンク

グランプリトクシュウ 2010 YEAR BOOK
http://www.sonymagazines.jp/book/detail.php?goods=221021

F1速報 2010総集編
http://www.f1sokuho.com/issue/?no=78
 

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FIAが「F1 2011年エントリーリスト」発表 [F1]

FIAが30日(火)、来季2011年シーズンのF1エントリーリストを発表しました。
ルーキードライバーはザウバー・フェラーリのセルジオ・ペレス(メキシコ)のみ。
ルノーとウィリアムズはそれぞれシート1つ、フォース・インディア、トロ・ロッソ、HRT、マルシャ・ヴァージンの4チームはそれぞれシート2つがまだ未決定です。

■F1 2011年エントリーリスト (TBAは未定)

レッドブル・レーシング (ルノーエンジン)
1. セバスチャン・ベッテル(ドイツ)
2. マーク・ウェーバー(オーストラリア)

ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス (メルセデスエンジン)
3. ジェンソン・バトン(イギリス)
4. ルイス・ハミルトン(イギリス)

スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
5. フェルナンド・アロンソ(スペイン)
6. フェリペ・マッサ(ブラジル)

メルセデスGP (メルセデスエンジン)
7. ミハエル・シューマッハ(ドイツ)
8. ニコ・ロズベルグ(ドイツ)

ルノーF1チーム
9. ロバート・クビサ(ポーランド)
10. TBA

AT&Tウィリアムズ (コスワースエンジン)
11. ルーベンス・バリチェロ(ブラジル)
12. TBA

フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム (メルセデスエンジン)
14. TBA
15. TBA

ザウバー (フェラーリエンジン)
16. 小林可夢偉(日本)
17. セルジオ・ペレス(メキシコ)

スクーデリア・トロ・ロッソ (フェラーリエンジン)
18. TBA
19. TBA

ロータス (ルノーエンジン)
20. ヤルノ・トゥルーリ(イタリア)
21. ヘイキ・コバライネン(フィンランド)

HRT (コスワースエンジン)
22. TBA
23. TBA

マルシャ・ヴァージン・レーシング (コスワースエンジン)
24. TBA
25. TBA







■リンク

FIA publishes 2011 entry list
http://www.formula1.com/news/headlines/2010/11/11580.html
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F1 2011年ドライバーズ・ラインアップ [F1]

来季2011年のF1ドライバーリストは確定のものから、未確定まで集めてみました。(随時更新・予定)

(印:◎(青字)は契約済み、○はほぼ確定、△は候補)


■レッドブル・レーシング (ルノーエンジン)
 セバスチャン・ベッテル(ドイツ)――2011年まで契約
 マーク・ウェーバー(オーストラリア)――2010/06/07発表・2011年まで1年延長契約

■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス (メルセデスエンジン)
 ジェンソン・バトン(イギリス)――複数年契約
 ルイス・ハミルトン(イギリス)――2012年まで契約

■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
 フェリペ・マッサ(ブラジル)――2010/06/09発表・2012年まで2年延長契約
 フェルナンド・アロンソ(スペイン)――2012年までの3年契約

■メルセデスGP (メルセデスエンジン)
◎ ニコ・ロズベルグ(ドイツ)
◎ ミハエル・シューマッハ(ドイツ)――2012年まで契約

■ルノーF1チーム
 ロバート・クビサ(ポーランド)――2010/07/07発表・2012年まで2年延長契約
○ ヴィタリー・ペトロフ(ロシア)
△ ニック・ハイドフェルド(ドイツ)
△ キミ・ライコネン(フィンランド)

■フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム (メルセデスエンジン)
○ エイドリアン・スーティル(ドイツ)
 ビタントニオ・リウッツィ(イタリア)――2011年まで契約

■AT&Tウィリアムズ (コスワースエンジン)
◎ パストール・マルドナド(ベネズエラ)――GP2チャンピオン
○ ルーベンス・バリチェロ(ブラジル)

■ザウバー (フェラーリエンジン)
 小林可夢偉(日本)――2010/09/07発表・2011年まで1年延長契約
 セルジオ・ペレス(メキシコ)――2010/10/04発表・2011年までの1年契約

■スクーデリア・トロ・ロッソ (フェラーリエンジン)
 セバスチャン・ブエミ(スイス)――2010/08/15発表・2011年まで1年延長契約
 ハイメ・アルグエルスアリ(スペイン)――2010/08/15発表・2011年まで1年延長契約

■ロータス (ルノーエンジン)
 ヤルノ・トゥルーリ(イタリア)
 ヘイキ・コバライネン(フィンランド)

■HRT (コスワースエンジン)



■マルシャ・ヴァージン・レーシング――2010/11/11発表 ヴァージン・レーシングが売却
○ ティモ・グロック(ドイツ)――2011年まで契約
△ ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル)
△ ジェローム・ダンブロシオ(ベルギー)



未確定
  ニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)
  カルン・チャンドック(インド)
  ブルーノ・セナ(ブラジル)
  山本左近(日本)
  ニック・ハイドフェルド(ドイツ)
  クリスチャン・クリエン(オーストリア)

転向?
  ニック・ハイドフェルド(ドイツ)→2010年BMWザウバーよりシンガポールGPより参戦、DTM転向の噂も

F1タイヤ開発
  ペドロ・デ・ラ・ロサ(スペイン)
  ロマン・グロージャン(スイス)

■リンク

Formula 1 - The Official F1 Website
http://www.formula1.com/default.html
 

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ノってるフェラーリ・アロンソが連勝 F1シンガポールGP [F1]

F1世界選手権は26日、シンガポールの市街地をサーキットにしたシンガポールGPが行われ、フェラーリのフェルナンド・アロンソがポールツ・トゥ・ウィンで今季4勝目を挙げ、ドライバーズランキングで2位に浮上した。

コンクリートで囲まれた市街地サーキットは予選の順位がそのまま決勝に反映されると言っても良いくらいの予想でしたが、
バトルが沢山見れて楽しく絶叫しました。

ダウンフォースがモノを言うテクニカルサーキットはレッドブルの独壇場でしたが、夏場以降のフェラーリの開発力は選手権を動かしました。

今回シンガポールの地で優勝したアロンソはここ5戦で93ポイントを獲得。その5レースを全部勝ったとして獲得できるポイントは125なので如何にアロンソが大量得点を獲得したのが分かる。

下に2010年度のドライバーズランキングのグラフがあるが、
アロンソの伸びは顕著

Googleドキュメントで作成

一方、Fダクトで他チームの脅威になっていたマクラーレン、
シンガポールGPから続く鈴鹿GP、そして開催怪しい韓国GPでは苦戦を予想されていたが、
シンガポールではジェンソン・バトンが4位に入るも、
ルイス・ハミルトンは2戦連続リタイアに、ランキングでもトップのウェバーと20ポイント差まで広がった。

残り、4戦そうは言ってもトップのウェバー(202pt)から5位のバトン(177pt)まで25ポイント、1勝分である。
去年までのポイントシステムで言えば10ポイント差である、そう考えればまだまだ分からない。

誰か(アロンソだったかな?)が言っていたが、トップ5のドライバーはとても不安定でレース如何によって先は見えない。
これからは本当に強い者がこの長いシーズンを勝ちとるだろう。
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F1ベルギーGP スパ・ウェザーに勝ったハミルトン [F1]

2010年F1世界選手権第13戦ベルギーGP決勝レースは30日、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われ、マクラーレンのルイス・ハミルトンが今季3勝目を飾った。

難しいレースだった。オープニングラップで雨が落ち、最終コーナーのバスストップシケインでルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)が止まりきれずに前方走行中のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)に追突するクラッシュが発生、3周目に早くもセーフティカーが導入された。

1周目にコースを去ったバリチェロは前人未到の300戦目のメモリアルレースだった。

セーフティカー導入で小林可夢偉(BMWザウバー)とハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)らがギャンブルのピット作戦。可夢偉に至ってはピットでタイヤが用意されていないぐらい急なピットインだったのだろう。

16周目に事件は起きた。
最終コーナーでジェンソン・バトン(マクラーレン)をアウトから抜きに掛かったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がバトンのマシンの横腹、左サイドポンツーンにノーズをヒットさせ、バトンはラジエーターから水が吹きリタイア。
ベッテルはこの一件でドライブスルーペナルティ、そしてノーポイントに終わった。

雨は34周目にも降り、ウェットタイヤに交換する上位陣。2位を走行していたロバート・クビサ(ルノー)はピットインの際止まり位置が僅かに右へ、結果的にタイムロスとなり、同時ピットインしていた3位走行のマーク・ウェバー(レッドブル)にかわされる。

レースも終盤の38周目、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)をパスし8位まで順位を回復していたアロンソが単独でスピン。濡れた縁石でリヤを滑らせリタイアを喫した。マシン除外のためにこの日2度目のセーフティカーが導入された。

41周目のリスタートの際、左フロントウイングを破損していたロズベルグが可夢偉とシューマッハをかわし6位。

ハミルトンがトップチェッカー、2位以下はウェーバー、クビサ、マッサ(フェラーリ)、スーティル、ロズベルグ、シューマッハー(メルセデスGP)、小林可夢偉が8位、ペトロフ(ルノー)、リゥッツィ(フォースインディア)までがポイント獲得。
上位5名の内、ベッテル、バトン、アロンソがそれぞれノーポイントに終わり。イタリアGPからの残り6戦。ハミルトンとウェーバーの2人が一歩抜き出た形になった。


■ランキング上位10傑
1.  ルイス・ハミルトン    182pt
2.  マーク・ウェバー     179pt
3.  セバスチャン・ベッテル  151pt
4.  ジェンソン・バトン    147pt
5.  フェルナンド・アロンソ  141pt
6.  フェリペ・マッサ     109pt
7.  ロバート・クビサ     104pt
8.  ニコ・ロズベルグ     102pt
9.  エイドリアン・スーティル  45pt
10. ミハエル・シューマッハ   44pt
12. 小林 可夢偉        21pt



■リンク

2010 FORMULA 1 BELGIAN GRAND PRIX
http://www.formula1.com/results/season/2010/836/6777/results.html

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抜けないハンガロリンク F1ハンガリーGP [F1]

先週末(8/1)に行われた第12戦ハンガリーGPが行われ、2番手スタートのマーク・ウェバー(レッドブル)が独走で今季4回目の優勝を果たしました。

F1のレコードラインが重要だと分かるのがまずはスタートなんですね、今回改めて思い知りました。

奇数列がレコードラインということもあり、2番手スタートのマーク・ウェバーは良いスタートを決めたかと思いきやオンボードカメラでは3番手のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)にあっさりかわされた場面が物語っていました。

前戦ドイツGPから力をつけてきた、フェラーリを以てしてもレッドブルの速さにはついていけず1周1秒は遅れを取る状況だった。PPスタートのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がファステストラップ叩き出しながらトップ快走、2位のアロンソを徐々に引き離す構図。

3位のウェバーと言えば…。このハンガロリンクというコースは私の中では退屈なレースと決め付けいるほど、スピード差があっても抜けないことで有名なんですよね。レッドブルのマシンでもフェラーリが抜けない。

そんな状況を打破したのが、リウッツィ(フォース・インディア)がパーツを落としたことでセーフティカー導入、これがこのレースのキーだったでしょう。

すぐさま、多くのマシンがピットイン。この状況で2つの事件が起きた。

一つはニコ・ロズベルグが駆るメルセデスGPのマシンの右リアタイヤが脱落、テレビでもタイヤが舞ってるシーンがありました。これでロズベルグはリタイア。ウィリアムズの

もう一つは、ピット作業を終えたロバート・クビサ(ルノー)が発進したつかの間、ルノーの前方にピットを位置するフォース・インディアのマシン(エイドリアン・スーティル)の横っ腹を付くような形で2台がマシンが絡みこちらも大きな事故に、クビサは「ロリポップがGoサイン出したからアクセルを開けた」と言ってるようにルノーチームによる不備が見受けられた。

全車ピット作業を済ませているのかと思いきや、ウェバーとルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)が入ってない!

ウェバーはレースを捨てた? と思ってましたが、ハードタイヤでスタートしたウェバー、ここからが凄かった。一人異次元の走りで後続を突き放し、ピット作業におけるロス分をコース上で作り2番手に上がったアロンソ以下に23秒差をつけた状態の43周目にピットイン、悠々と1位で舞い戻った。
この速さはソフトタイヤに交換してからも続き、ゴールチェッカーを受けたときには2位のアロンソに18秒差をつけ完勝のレースを見せつけた。

セーフティーカーが導入された場面でベッテルが10車身を前のマシンを空けたことで、ドライブスルーペナルティ。

ここからチェッカーまでの26周に渡ってアロンソvsベッテルがバトルが始まりました。
1周に付き0.7~0.8秒の速さを持つレッドブル・ベッテルに追いかけられながらもフェラーリ・アロンソは最後まで根を上げませんでした。
コース特性は抜かれなかった大きな要因となりましたが、かたや大きなバッシングを受けてしまったドライバー、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が居ました。

ウェバーと同じくピット作業を遅らせたバリチェロでしたが、遅らせた割には後続とのマージンが作れず雲行きが怪しい感じがしていた。
バリチェロがピットアウトすると11番手の復帰となった。ポイントまであと1つ。
そこからバリチェロが新品タイヤの性能で前を走る10番手のシューマッハに対して1周2秒も速く追いかけた。
しかしここは抜けないハンガロリンク、2秒差があっても抜けない。
ホームストレート以外で抜けるような場面はない、再三バリチェロはスリップを使ってオーバーテイクを試みるもムリ。
66周目、ついにホームストレートの中盤で並び掛け抜き去ろうとした所で、次戦10グリッド降格処分を受けたシューマッハの危険な幅寄せ行為が生まれた。
バリチェロはマシンをピットウォールすれすれまで追い込まれ、ダートにまで入ってのオーバーテイクだった。

次戦、第13戦ベルギーGPまで4週間も空いた夏休みにF1は入りました。
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